視認性が良く、コストパフォーマンス抜群のロープ

都市型ロープレスキューなどで使用されるナイロン製の登攀用ロープは、引張強度などは強いのですが、ロープが水を含みやすく重くなるため、水難用ロープとしては使いにくい点が問題でした。

水難現場では、こちらのロープがお勧めです。
ポリプロピレン素材はナイロン素材に比べ、水に濡れても硬くならず、
水難救助用の水に浮くロープとしては、 要救助者にとってつかみやすい素材となっています。

シース（外皮）に注意色であるイエローカラーを用いるだけでなく、ポリプロピレンの特性である優れた光沢性により、遭難者だけでなく、救助者にも優れた視認性をもたせています。
また、コア（芯）にはナイロン素材を用いる事により、強度だけでなく耐水性を高められています。

ある程度の強度があるので、スローバッグとしてのロープに最適なだけでなく、救助者の救命胴衣につけるテザーラインとしても、また効果的な救助法と呼ばれるタグラインシステムのタグラインとしても有用なロープになります。

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