ロープテクニックでよく使用されるプルージックについて
この巻きつけ結びは、1931年にクライマーのためにカールプルージック
博士が考案したものです。
また、100年も経っていない新しい結び方です。
私の経験ですが山道具屋に行ってプルージックコードを下さいというとほとんどといっていいほどダイナミックのプルージックコードが出てきますので注意が必要かもです。
スタティックロープレスキューシステムでは、プルージックもスタティックの物を使用します。
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NFPA 1983 その2
昨日の続き、器具の最低破断強度です。
まずは下降器類についてです。
パーソナルユース 13.34kn
ジェネラルユース 26.67kn
次にその他の補助器具について
パーソナルユース 22.22kn
ジェネラルユース 35.56kn
スイベルをはじめとする補助ギアにやたら36knの表示が多いのは
NFPAの補助器具の35.56knを満たすことを意識して作られて
いるからですね。
NFPA1983 カラビナの強度基準
カラビナの強度を整理します。
以下は、最低破断強度です。
パーソナルユース ジェネラルユース
長軸 26.67kn 40.00kn
短軸 7.33kn 10.67kn
こう見てみると、アメリカの消防ではかなり強いカラビナが必要になります。ジェネラルユースでは、鉄カラビナのオンパレードですな。