今回は540ビレイの紹介です。
ビレイシステム設定おいて、タンデムプルージックではドレスアップ、セットミスの
心配がある方にはシステム設定が簡単な540ビレイがお勧めです。
写真はスモールサイズです。

【重量】 624g
【適用ロープサイズ】 10.5mm~11mm
【対荷重】 36kN
【素材】 アルミニューム
【規格】 NFPA:ジェネラルユース
【販売価格】 52,350円
540ビレイの設定
本器の正面の中央にあるピンを押すことによりプレートが外れます。
プレートを外しロープを左側から、または右側からかけ1周半させます。
正面中央のピンを押しながらプレートをきっちりあわせて閉じたら設定は完了です。

使用方法は簡単で、かつ自動停止システムが停止距離を制限します。
瞬時に対象物の落下を止める事で衝撃荷重を小さくします
またリリースレバーの使用で自動停止システムが働いた後の解除も簡単です

使用については下記の図を参照してください





ダブルループ(アンイコール)
さて、下の写真二つの違いは??


カラビナが付いている付いていないとかでは無く、
8の字、もやいとかの結び方でなくです。
直接支点に結べるか結べないかの違いです。
8の字のアンイコールループも当然、直接支点に巻き付ける事は可能ですが
かなり苦戦することになるかと思いますよ。
SRT1 北山川
北山川にて急流救助SRT1講習を行いました。講師派遣依頼で呼んで頂き感謝です。
昨年の台風12号の影響を受けた奈良県、和歌山、三重県の被害の爪あとを北山川に行くまでの国道311号線を走行中に見ることが出来ました。これまでに川の増水は幾度と見て見慣れてはいるのですが、土砂崩れ、増水時の水位の高さなど、つい車を引き返し見てしまいました。

川はカーブの外に外に流れが集まりますので、外側は流れが強く外側(岸)が削られます。

昨年の水位が上がった位置がはっきりと分かります。右岸をみると木が無い壁面は
すべて水圧により刈られたところになります。

講習の様子です。上流と下流の水面が違い、落差があることを意味します。
上流より川の状況が確認出来ない状況であればボート等で下る場合には
ボートから降り状況を確認します。

要救助者を引いて泳ぐ。進んでる気がしないほどに大変な行為と言う事が
体感して分かります。
