TRR

 更新が遅れましたが
京都にてTRR講習を行いました
下記はバックタイ・アンカーです

バックタイアンカーなど支点としてそのロープの動きが無い場合には滑車を使用せず
カラビナに直に掛けます。フレーム作成時のガイラインも同じです。

対象物側の支点とバックタイ側は上記のようにタスキ掛けをする事で
支点が崩壊しても最終的にはウェビング同士が繋がり合いますので
バックアップが取れています。

TRR講習を行いました 本州最南端で実施

 本州最南端でTRR講習を行いました

冷え込みのそこそこ強い京都から
南に約5時間移動するだけでこんなにも天候が違うものかと非常に過ごしやすい時間でした



2日目の講習は施設内の林の中で、あっちこっちに支点はあるものの
「ここにあれば・・」と都合よく、やはりある物ではありません

また、逆にそれが障害物になることも
受講された方が
「実際の現場であれば状況によっては、木などの障害物を切り倒す必要性」と。
確かに、状況により障害物を取り除く作業を行うことで活動が迅速に行える
講習や練習では、切り倒す、切り落とすと言う考えよりも、
施設の物であったり、自然を壊せない事から、干渉物は避けるという考えになりがちになる

この考えが実際の現場で固執しないように考えを切り替える判断力が必要と感じました。

過去のメルマガより

 今回は過去のメルマガを抜粋しました。
シンポジウムでは、メルマガ見てますよ。との声も頂き感謝しています。
現在、毎週木曜日に配信していますメルマガも
現在は登録しているかたが1000人を越えるまでにもなりました。
ありがとうございます。
メルマガは出来る限り、知識や技術面を中心に。
製品紹介にしてもその製品の特徴(利点・欠点)なんかも
紹介できればと考えております。
下記は、過去に配信させて頂きましたメルマガを貼り付けました。
まだ、登録されていない方、一度 拝読してみてください。
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                          アイ加工とノット
ロープ・テープに関わらず、”SEWN RRODUSTS(縫製されている製品)”
は現場で作業の効率化に貢献している製品の一つです。
スリングやバウンドループプルージックなど、末端同士を縫製し輪の
形に加工したもの、アズテックキットのコードにあるように、末端に
輪をつくるアイ(eye=目玉)加工があります。
アイ加工のある製品は、ロープ長を最大限有効に使え、実際の作業時に
十分な強度を持ち、安全性・利便性を兼ね備ている製品です。
一般的にノットによる強度低下はよく理解されており、8の字系では約2割のロープ強度が
失われると言われます。製品素材が高分子繊維であり、その配向の苦手な向きへの
力が加わる為に起こります。
8の字系ノットで曲げられているすべての部分が影響します。
実際に、あと数センチ引きたい、ロープを余分に必要とした時に、ともすれ
ば、障害ともなるコブができる。という点もあります。
スターリン社の製品をあげてみます。
環状加工製品の強度について、ウェビングを対象としたものですと22kN
周辺の値を定めています。
HTP11mmMBS34.1kN(伸び率10%MBS=2.9%)の製品については、
アイ加工製品とした時はMBS31.8%です。
ノットとアイ加工についてそれぞれ長所・短所があり、一概にどちらが
良いとは判断できません
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