ワークショップ香川

 香川でロープレスキューのワークショップを行いました。
内容は、ボーテックスを使っての担架の上げ下ろし、担架の縦入れ縦降ろしとトラッキングラインと呼ばれる斜めハイラインの親戚のような方法です。

3脚を使ったボーテックス

これがハイラインの親戚のトラッキングラインという方法です。
ややこしい壁から離しながら、担架と救助者をトラッキングラインと呼ばれる少し展張した
ロープにそって下部へ降ろしていく方法です。
注意点は、壁から担架を離しすぎないことです。
壁から担架を離し過ぎるとトラッキングラインが切れた場合に、振り子の原理で壁に担架が
激突してしまします。

TRR徳島

徳島でTRRを実施しました。
最終日は、あいにくの雨でした。
2日目までは、良い天気で春の風が吹いていました。
風の中、約60mのハイラインを川の上にはりました。


深さが約20mある場所なので、使用したハイラインは、リービングハイライン(左右への移動の2本のコントロールに加え、上下移動のつるべラインをもう一本付けたハイライン)です。
システムは以下のような感じです。

窓ふき屋さん

 今日は、都会に出かける用事がありました。
ふと、上を見ると、ビルの最上階から2本のロープが地面まで垂れ下がっていました。
7階くらいのところに人が一人懸垂降下をしつつ、窓を拭いていました。
近くまでいってロープを見てみると、その人は、12mmほどの三打ちロープを使用していました。
ワーク用は、最近は、ほとんどカーンマントルロープが使われているとばかり思い込んでいましたので、少しビックリしました。
ロープのコストパフォーマンスで選んでいるのかな?と思ったり、消防から転職したのかな?と思ったり考えましたが、さすがに7階から1階まで窓ふきが終わるのを待って聞くわけにも行かないので、その場を立ち去りました。
謎の一日でした。
宇山

RESCUE JAPANブログ