愛知県豊田市でTRR講習を行ないました
3日間の天気は暖かい朝より始まりましたが、昼には寒くなり
3日目の朝起きると雪が積もっていて、
講習が始まり、間もなく日差しが強く少し動くと汗ばむ程
暖かくなり、そうかと思うとまた雪が降り始め、
なんだか温度の動きの変化が早い3日間でした
地面とロープの摩擦を減らす為に高い位置に支点を取り
干渉を避けています。
黒のロープは支点を強化する為のバックタイアンカーです。
もやい末端処理 その2
宇山です。
今回は、前回に引き続き、もやいの末端処理の方法 その2をご紹介します。
このやり方は、アメリカでクライミングが盛んなヨセミテ地区で行われている方法です。
末端処理前
完成形 表から
完成形 裏から
端末が、主ロープと平行にきれいに流れます。
やり方の分解写真を掲載しますので、一度やってみて下さい。
驚くほど簡単で、こちらを覚えると、前回紹介した、ダブルオーバーハンドの端末処理を面倒に感じてしまします。
では、連続写真
完成です!
一度、完璧に覚えると簡単ですが、間違ったやり方を覚えたり、したりすることもあるので、この点だけ注意して下さい。
もやいの末端処理 その1
宇山です。
前回、紹介したもやいのリング荷重の危険性ですが、今回はその対策として、もやいの末端処理の方法、その1を紹介します。
末端処理前のもやい結び
完成形は、以下の通り
表から見たところ
裏から見たところ
私は、ダブルオーバーハンドノット(2重結び)で末端処理をします。
1重だと動いたり、振動が掛かった場合に2重に比べほどけやすいからこちらの方法をお勧めしております。
但し、ロープが固い場合等には、ダブルオーバーハンドではやりにくい場合があり、そんな時には、玄人ごのみのやり方を次回のブログでご紹介します。
もやい末端処理 その2編をお楽しみに!