京都 テクニカルロープレスキュー

 

 


京都でテクニカルロープレスキューの講習を行いました。
台風接近!ということで天候が非常に心配でしたが
まったく問題なく3日間を終えることが出来ました。

木を使ったAフレームの作り方

アリゾナーボーテックス(トライポット)としての設置
今回、設定時のロープの進行方向と担架に人を縛着してからのロープの進行方向が大きく変化しました。向きが変わった理由は崖際に生えている木枝が寝ている要救助者にあたりそうになったからです。初めに降りるときには、担架が空だったので木や枝をよけるのはそれほど気にはならなかったのですが・・・
木をかわそうとしてロープの流れが変わり、ボーテックスが傾きました。トライポットで使ってたらよっぽどのことがない限り安心と思い油断していました。ボーテックスは3点で固定していたので傾いただけですんだのですが、ボーテックスをしっかり固定しておくことの重要性を再認識しました。

 

意見募集

 

 


次のような方法を考えた方がいます。
どう思われますか?ご意見お願いします。
斜めに3つ打ちロープを展張し隣接するビル等に進入する方法で、今までは、ハーネスにテープスリングを付けその先にカラビナを付けて、そのカラビナをロープにかけてロープを滑り渡っていました
が、このテープスリングをIDにしてID をロックした状態でザイルの末端にあるカラビナをかけて斜めに滑る方法はどうですか?
簡単説明しますとIDによる作業姿勢をとった状態で末端のカラビナをロープにかけ斜めに滑るんですが。
図を添付します。

 

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