ロープの端末処理

 


 


8の字系の結びのメリットの1つは、ロープエンドを端末処理しなくてもよいことです。

但し、余裕のある場合は、ダブルオーバーハンドで以下のように端末処理をしてあげると確実性が増します。

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カーンマントルロープでは、半結び2回の端末処理はしまりの点であまり勧めしません。

以下のような端末処理は、8の字結びと端末処理した結びの間隔が開きすぎているため悪い端末処理です。

では、ダブルオーバーハンドノットの端末処理の方法を順を追って紹介します。





完成

 

固定分散アンカー

 

 


イコライジングをかけて、その後にイコライジングループの中央にノットを入れたアンカーのとり方です。

複数ポイントからアンカーをとるケースで引かれる方向が1方向の場合に使用される方法です。

 

ミニブレーキバー

 

 



個人用の下降器として便利なのが角突きのミニブレーキバーです。
私の考えるメリットは、3つです。
1.ロープにキンクを作らないこと
2.使用できるロープ直径の幅が他の下降器よりも広いこと
3.ミニブレーキバーなので軽量で、個人使用のみならず、山岳レスキューなどでは、システムの根元にも使用が可能なこと
以下写真です。

 

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