泳いでのラインクロッシング

泳いでロープを渡します。
レスキューロケットの様に飛ばすものが無くても泳げるのなら。
まずは対岸に泳いで1名から数名が渡ります。
スローロープを付け(身体に直接結ばない)泳ぎます。

途中まで泳ぎ対岸からロープを投げてあげれば、ロープを付けて泳いだ方も
楽に渡れます。

ロープが渡りました。

十分なロープの長さが必要です。
ロープは水面から浮かしておけば水圧を受けませんので
ロープを保持している方も楽になります。
簡単そうですが、技術にも欠点がありますので
どんな問題が発生するかはしっかりと予測が必要です。
問題が起きないように、ロープを投げる位置、ロープを保持する位置
泳ぐスタート位置などなど考えておくことはたくさんあります。

SRT1 講習で知る

 四国吉野川で急流救助講習を行いました。

実技講習1日目の泳ぎです。
最初は急流に躊躇してしまいます。

無我夢中で川に入り
泳いでみても水を飲み、焦りが出てついつい力が入ってしまいます。
流れに対しての角度を意識してもついつい川岸に向かって真横に泳いでしまいます。

実技2日目後半では川が増水しても
(一番上の写真では立てる岩場がありました、2枚目の写真も岩が見えています。)
自ら流れに対して角度を考え、流れの弱い所を探し積極的に泳げます。
どの様な状況においても自分が行ける、出来る限界地を知るには経験をする事です。
ただし、何が危険でどこが危険か、知識の無いままに行く事は怪我事故の元です。
知識技術を知ることで限界地が高まります。

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